美人局の手口と特徴がエグい。8分で分る対応策と警察相談のデメリット

「身体を売るよりもお金になるからやった」
美人局の解決を依頼された弁護士が、加害女性との交渉の過程で耳にした言葉です。

「警察に駆け込まれたら終わりでしょ」そう考える人もいるかもしれません。

しかし、被害者が警察に助けを求められないような状況を作り出すなど、美人局の手口は年々巧妙化しています。

そこでここでは、進化を続ける美人局の手口のほか、美人局の意味特徴と対策成立する犯罪実際に起きた事件対処法警察に相談することによるデメリットにつき、弁護士がわかりやすく丁寧に解説していきます。

美人局についての知識を網羅的に知っていただきたく詳細に書いたため、全部読むと8分ほどかかる長文となっています。お時間のない方は、目次から知りたい情報に直接アクセス(目次のリンクをクリックすると該当箇所にジャンプします)することをお勧めします。

日本一気軽に弁護士に相談しましょう
  • 全国どこからでも24時間年中無休でメールや電話での相談ができます
  • ご相談は無料です
  • ご相談やご質問のみでも気兼ねなくご連絡ください
  • 家族や職場に知られずに弁護士が早急に解決します
  • 恐喝・脅迫の専門知識をもった弁護士が親身に誠実に対応させていただきます

この記事の目次

1. 美人局とは

美人局(つつもたせ)とは、男女が示し合わせて、女がターゲットとなる男性を誘惑し、それを理由に仲間の男が因縁をつけて金銭を脅し取ることです。「びじんつぼね」「びじんきょく」と間違えて読まれることもあります。

1-1. 語源

”美人局”は、もともとは中国の元の時代から使われている犯罪名です。

その手口は、売春婦が青年に色仕掛けを使い、仲間の男が「妻(または妾)に手を出した」と因縁をつけて金品を脅し取るものです。

まさに現代の日本での用いられ方と同じですが、中国での美人局の呼び方は「つつもたせ」ではありません。「メイレンジュ」と呼びます。

では、漢字で「美人局」と書いて”メイレンジュ”と中国語で呼ばれているものが、どのような経緯で日本では「つつもたせ」と呼ばれるようになったのか。

日本では、「丁か半か」でおなじみのサイコロ博打の”筒”に細工をしてイカサマをすることを「筒持たせ」と呼んでいましたが、それが次第に、「いんちき」や「詐欺」という一般的な意味にも用いられるようになりました。それが転じて、「筒もたせ」という言葉が、男女関係を利用した詐欺の意味としてもつかわれるようになりました

そしてさらに、中国の「美人局」に日本の「筒もたせ」が当て字として用いられるようになり、「つつもたせ」という呼び名が定着するようになったのです。

その他にも、女性器の隠語が「筒」であることから、筒(女性器)を男性に持たせて(与えて)罠にはめるという説もあります。

1-2. ハニートラップとの違い

ハニートラップとは、主に女スパイが色仕掛けで諜報活動を行うことを一般的には意味します。対象となる男性は、政治家や官僚、外交官、軍関係者になります。

しかし最近では、対立する企業や人物を陥れるために女をあてがい、スキャンダルをマスコミに公表させることで相手の社会的立場や評価を低下させることも指して用いられています。

美人局との違いは、美人局はお金が目的であるのに対し、ハニートラップは自国や自分の所属する組織・雇い主に有益な情報を収集したり、状況を優勢にすることを目的としています。

なお、英語では美人局のことを「a badger game」と表現しますが、かなり専門的な用語であるため、一般的には「a kind of honey trap(ハニートラップのようなもの)」という表現が用いられています。

1-3. 逆美人局にも注意

逆美人局とは、女性が男性と親密になったところ、その男性の妻や彼女が登場し、慰謝料等の言い掛かりをつけられて女性が金銭請求されることです。男性と女性の逆バージョンですね。

既婚男性が多く集まるパパ活サイト(paters等)での被害も多く、その他、婚活サイトで知り合った男性が実は既婚者であったというパターンもあります。

どちらにせよ、相手男性が既婚者であることを知らなかったのであれば法律的には慰謝料請求は認められませんので、相手が独身であることの言質をとってからお付き合いするようにしましょう

2. 美人局の手口

美人局といえば、女性との性行為のあとで、ガラの悪い男が現れて脅されるパターンを思い浮かべる方も多いと思います。

もちろんこういったシンプル且つ王道的な手口も現役ではありますが、より巧妙で悪質な手口へと変貌を遂げてます。

ここでは、古典的なものから最新のものまで、美人局の手口を紹介していきます

2-1. 人妻(または彼女)と関係をもったと脅す

仲間の男がホテルや自宅前で待ち構え、男性が出てきたところで、「妻(または彼女)と関係を持った」と恫喝し、不倫の慰謝料や和解金などの名目で金銭を要求してきます。

古典的で最もポピュラーな美人局の手口です。

2-2. 出会い系・掲示板・SNSを利用する

美人局の狩場としてこれまではテレクラやツーショットダイヤルがメインだったものが、ネットの発達やスマホの普及により、出会い系サイト(アプリ)や掲示板・SNSなどに移行してきています。

とくに出会い系では、相手の住む地域・年齢・婚姻の有無などを絞り込んで検索できるため、”カモになりそうな”ターゲットを見つけやすいメリットがあります。

ターゲットが定まったら女性から積極的に会う流れに仕向け、会ったその日に性行為ができるかのように誘惑し、最終的には仲間の男が登場して恐喝する流れとなります。

2-3. 18歳未満であることを利用

18歳未満の女子と性行為を行えば、男性は児童買春や淫行条例違反で逮捕されます。

その弱みに付け込んで、女子の親族等を名乗る男が「警察に通報する」などと脅迫し、高額な口止め料を要求してくる手口です。

また、性行為の後で18歳未満であることを告げてきたり本当は18歳以上なのに18歳未満を装う手法もあります。

2-4. 複数人で被害者を取り囲む

若者の不良グループ”による美人局の手口です。とくに、年齢の低い女が相手の場合にこのパターンが目立ちます。

男性を複数の男が取り囲み、「援交は犯罪だから警察に行くか?」などと脅したり、時には暴力を用いるなど荒々しい方法で男性からお金を脅し取る手口です。

2-5. 既婚者を狙う

既婚者が配偶者以外の女性と肉体関係を結べば、不貞行為として離婚原因となります。

出会い系などでのメッセージのやり取りの中で男性が既婚者であることを確認し、会って性行為に至ったあとに仲間の男が現れ、「奥さんにばらされたくなければ金を払え」と口止め料を要求してくる手口です。

2-6. 夫や彼氏の存在を事前に知らせる

夫や彼氏がいると事前に男性に伝えておくことで、後で仲間の男が登場する流れを自然に作り出すことができます

性的関係の後で、「夫に不倫したことがばれた」「彼氏にバレて切れられている」などと男性に連絡し怯えさせます。

その後、夫や彼氏を名乗る男が、「不倫の慰謝料を払え」「人の女に手をつけてタダで済むと思うなよ」などと金銭請求をする手口です。

2-7. 飲み屋で出会ってホテルに誘う

居酒屋やBarなどの飲み屋に一人で飲みに来ている男性に女性が話しかけ、意気投合したかのように装い、誘惑してホテルに行く流れを作ります。

後日、交際相手や夫と称する男が、「泥酔した彼女をレイプした」「嫁と不倫した」などと言いがかりをつけ、警察への被害届や訴訟を匂わせて金銭を求めてくる手口です。

2-8. ぼったくりの店に連れて行く

思わせぶりな言動で男性を誘惑し、酔った勢いでホテルに連れ込むことができるのではと男性に期待を持たせて罠にはめる美人局の手口です。

女がグルになっている飲み屋に男性を誘導し、会計時にぼったくりであることに気付いた男性が支払を渋ると、柄の悪い店員が威圧して高額な飲食代を要求する流れとなります。

2-9. 妊娠したことにする

女が妊娠をでっち上げ、男性に中絶費用や慰謝料を請求します。

男性が支払を拒否すると、仲間の男が出現し、「払わないなら裁判を起こす」「お前の妻や勤務先にばらす」などの脅迫文言で恐喝してきます。

詐欺でだめなら恐喝へと移行する二段構えの手口です

2-10. 個人情報を悪用する

美人局の現場で、仲間の男が被害者男性を脅して免許証や健康保険証を提示させたり、会社の名刺を渡すよう要求することがあります。

住所や勤務先を知っておけば、男性が逃げるのを防止でき、また逃げた場合でも自宅や職場に押しかけることも可能だからです。

また、女が巧みに男性の携帯番号を聞き出したり、男性が車で待ち合わせ場所に現れた際にナンバーを控えることもあります。

携帯番号から氏名や住所を調べることは簡単です。また、「車のナンバー データ調査」でネット検索すれば、車のナンバーからも個人情報を容易に判明させることができることはお分かりいただけるでしょう。

このように、氏名や住所、勤務先などの情報を押さえ、あるいは直ぐに調べられるようにしておき、「自宅や職場に来られたくなければ金を寄越せ」と迫る手口も増えています。

2-11. ヤクザの名前を出して美人局をする

「この女のバックにはヤクザが付いている」などと虚偽の事実で男性を恫喝し、畏怖させて思考を停止させたうえで恐喝する手口もあります。

また、単なる不良やチンピラ、半グレなどであっても、ヤクザを騙るやり方も存在します。

ただし、本物のヤクザが美人局を働く事例もありますので注意が必要です。

3. 美人局の特徴とそれに応じた対策方法

女性を目の前にして脳内の落ち着きを失った男性であれば、相手の不自然な行動を見逃してしまうこともあるでしょう。

しかし、これから紹介する11つの美人局の特徴を頭に入れておき、その特徴が2つ3つと重なっていけばさすがに鈍い男性でも気付くはずです。全て読んで頭の片隅にでもいいので留めておくと良いでしょう。

また、それぞれの特徴に応じた対策法についても解説しています。読むことで、美人局の被害に遭うことを回避することができるでしょう

3-1. ①会うまでがやたらとスムーズ

美人局の場合は、時間をかけずに手っ取り早くターゲットの男性を捕獲するために、女性から会うことを急かしてくる特徴があります。

一般的に女性は受け身な方が多いのと、たくさんの男性からメッセージが送られてくるため、どの男性が良いか(安全面も含め)時間をかけて見極めることが多いと言われています。

そのため、連絡を取り始めて実際に会うまでが2~3通など驚くほどスムーズな場合や、いきなり「あなたのプロフィールを見て興味を持ちました!今から会えませんか?」などと女性から会いたいと誘ってくるメッセージには注意が必要です。

対策としては、会うまでのメールやLINE等での遣り取りに時間をかけるようにしましょう。余計な時間をかけずに早く金銭を脅し取りたい。こういった心理を逆手にとるのです。

美人局であれば痺れを切らして、「すぐ会わないなら別の人と会う」「今日以外には予定があけれない」等、会う事をせかしてくるはずです。このように女性とは会わないことが賢明です。

3-2. ②女性の方から性交渉に積極的

女性は男性とは違い、妊娠や性病、盗撮されるなどのリスクを抱えているため、会ってもいない男性と性的関係を結ぼうと考えることは極めて稀です。

にもかかわらず、「会って気が合えば流れでエッチもOKだよ」「最近旦那とはご無沙汰だからムラムラしている」など、メールや電話、SNSなどでのやり取りの段階で女性から性的関係を誘ってくるのも美人局の特徴です

対策としては、ホテル以外でのデートを提案してください

美人局であれば、食事やデートなどの時間を要する事は出来るだけ省きたいのが本音です。

会う前の段階で、「とりあえず初日だから食事や映画でも行こうよ」と提案し、それを女性が頑なに拒んでホテル等に行きたがるようであれば美人局の可能性が大でしょう。

3-3. ③写真での外見がやたらと良い

美人局では、出会い系のプロフィール写真や、会う前に送ってくる写真が、やたらと外見が良い傾向があります。

最近では、スマホの写真加工アプリもあるために一概には言えませんが、ネットで拾ってきた外見の良い赤の他人の写真を無断使用しているケースも少なくありません。

そうすることで男性が群がるため、手っ取り早く美人局のターゲットを捕まえるには好都合だからです。

対策としては、こちら側が指定したポーズでの写真を送るよう言ってみることです

例えば、「疑って悪いんだけど、本当にこんな可愛い子が当日に来てくれるのか心配だし、確認のために俺の指定したポーズ(右手の中指を鼻の頭に置くなど)で写真1枚送ってもらえる?」と聞いてみて下さい。

何らかの言い訳をして、写真を送ってこない場合はネットで拾ってきた画像を使用しているからでしょう。

そもそも、美人やスタイルの良い女性は、出会い系などを利用しなくとも自然と男性が寄り付いてきます。写真の外見が良すぎる場合は美人局を疑うべきでしょう。

3-4. ④女性の方からお金を払うと持ちかけてくる

女性側から「お金をお支払いするのでデートやセックスをしませんか?」と、現実離れした美味しい話を持ちかけてくるのも美人局の特徴の一つです。

一般的には女性はお金を貰う方です。また、「エッチができる女性なら誰でもいい」といった男性も少なからずいますので、たとえ容姿が悪い女性でもお金を払ってまで男性を求める必要性は極めて低いと言えます。

待ち合わせ場所に行くと実際にはお金は支払われず、また写真は本人と違う。そしてさらに美人局の被害に遭ってしまう可能性が極めて高いでしょう。

対策としては無視するにかぎります

3-5. ⑤彼氏や夫が暴力的であると話してくる

会う前に、交際している彼氏や配偶者である夫が暴力的で怖い男性であることを印象付けさせるのも美人局ではよくある特徴です。

「DV被害を受けている」「キレると何をするかわからない」「昔は暴走族に所属していた。やんちゃしていた」など、会話の中でさりげなくパートナーの粗暴さを伝えておきます。

これは、美人局の実行段階で”そのパートナー”が登場してきたときに恐怖心を増幅させるためのスパイス的な役割を果たす目的があります。

普通は、こういった男性パートナーがいる女性との関係は遠慮したくなるものですが、暴力的なパートナーにDV被害や精神的虐待を受けている”可哀想な女性”を演出することで男性の庇護欲をくすぐり、実際に会うところまで漕ぎ着けます。

対策としては、彼氏や旦那が暴力的と聞いた時点で会わないことです

仮に本当に女性が被害を受けていたとしても、そういった女性はメンヘラ体質のケースも多く、一度でも身体の関係を持つとあなたに対する依存度が強くなります。後々本当に彼女のパートナーに知れて大問題にもなりかねません。

3-6. ⑥人目につきにくい場所を待ち合わせに指定してくる

人目につきにくい人通りの少ない場所を待ち合わせにしてくるのもよくある特徴です。

女性に夫や彼氏がいる場合は人目を避けたい気持ちは理解はできますが、共犯者の男が恐喝しやすい場所を指定している可能性もあります。

対策としては、早目に待ち合わせ場所に行って現場の状況を確認するのも一つの方法です

美人局は、グルになっている仲間と事前打ち合わせのために待ち合わせ場所に訪れてくることもあります。女性の顔写真をもらっているなら、その女性が他の男性と一緒にいないか、怪しい車から降りてきたりしていないかを見張るのもいいでしょう。

しかし、できることならば、待ち合わせ場所は相手の都合の良い場所を考慮しつつも人通りの多い場所を自分から指定するようにしましょう。女性が人目を気にするようであれば、距離を開けて歩けはよいだけです

心寂しい場所をしつこく待ち合わせ場所に誘うようなら警戒して会わない方が得策です。

3-7. ⑦待ち合わせ場所が急変する

通常、人と待ち合わせをした際に、待ち合わせ場所が急変したり二転三転することはありません。

しかし、美人局のケースでは、共犯者が犯行に及びやすい場所を模索して、当日になって場所を急変させることも特徴の一つです。

また、会う前のやり取りの段階ではメジャーな待ち合わせ場所でセッティングしておいて、当日になってから、「用事があってちょっとだけ場所を移動してきたからこっちまで来てくれるかな?」と犯行に及びやすい場所へ誘導させることもあります。

対策としては、待ち合わせ場所の近くについてそれらしき女性を確認したら、「もうすぐ着くよ」とメールをしてみます。その後、携帯で誰かと連絡をとっているようなら、共犯男性に報告している可能性があります

また、仲間が近くで待機している場合は、女性がキョロキョロと周囲を見渡すなど挙動不審な行動をすることもあります。この場合は会わずに引き返すべきです。

3-8. ⑧自分の車に乗せようとする

待ち合わせ場所についたら、車を女側が用意していて、その車に乗せようとしてくるのも美人局ではありがちなことです。

女が車を運転することで、共犯者が待ち構えている場所への誘導も楽にできますし、到着後に仲間の男が車に乗り込むことで、密室内での監禁状況の中で恐喝することも可能となるからです。

対策としては、待ち合わせ場所は車での移動が必要ない駅前にしておくべきでしょう。

もし女性が断りも無く車で来た場合には、駐車場に車を停めて徒歩で移動するよう提案します。執拗に車に乗ることを勧めてくる場合には必ず引き返してください。

3-9. ⑨入るホテルや、ホテルまでのルートを女性から誘導してくる

入るホテルや、ホテルに行くまでのルートについて女性が主導権を握ろうとするのも美人局の特徴の一つです。

美人局の仲間が待機している場所にターゲットを仕向ける意図であることも少なくありません。

対策としては、利用するホテルも道順も全て自分が下調べしておき、リードするようにして下さい。女性自身がホテルやルートを決めようと食い下がるようなら美人局の可能性が高いでしょう。

また、相手の手口を逆利用するのも一つの方法です。わざと女性が指定したホテルに行くことを承諾しておいて、ホテルに向かう途中で急遽違うホテルをこちらから指定してみます。

急な予定変更が入ると仲間の男との連携がとれなくなるため、美人局であれば女性に動揺した様子が伺えるはずです

3-10. ⑩面識もないのに自宅に誘ってくる又は自宅に来たがる

女性は防犯意識が高く、初対面の男性はおろか、よほど親しくない限り通常自宅に男性を招き入れることはありません。また逆に、よほど親しくない限り男性の家に一人で入ろうとも思いません。

しかし、美人局の場合は、女性が自分の自宅に男性を招きいれたり、逆に男性の自宅で会うことを勧めてくることもります。

これは、女性の自宅のケースでは、共犯者である夫や彼氏(と称する者)が”偶然にも帰宅すること”が不自然ではなく、不貞の慰謝料請求などの金銭要求をその場で行える状況を作り出すことができるからです

一方、男性の自宅に来たがるケースでは、個人情報の最たるものである住所を把握することができ、後からでもじっくりと金銭の取り立てなどを行えるようになるからです

対策としては、「お互い初めて会うし、まだお互いのこと知らないから最初はラブホ(またはビジネスホテル)にしよう」とはっきりと伝えましょう。

もし女性から、「ホテル代がもったいないし私かあなたの自宅でいいよ」などともっともらしい優しい言葉をかけられた場合でもきっぱりと断ってください。

それでも自宅へと誘導してくるようであれば美人局の可能性が高いので会うのはお断りすべきです。

3-11. ⑪避妊具をつけなくてよいと言ってくる

「今日は安全日だから」「ピルを飲んでいるから」と初めて会った相手にゴムなしでの性行為を誘ってくるのも美人局の特徴です。

後日になって、中絶費用や慰謝料名目で金銭をたかられる被害が目立ちます。

ピルも避妊具も絶対に妊娠しないという保証はありません。また、性病の心配もあることから、普通の女性であれば必ず避妊具を装着するよう求めてきます。特に、初めて会う者同士なら尚更です。

対策としては、避妊具なしの性行為を誘ってきた時点で”美人局”と判断し、(男性には厳しいかもしれませんが)その場で性行為をやめるべきです

仮に避妊具をつけて性行為を継続したとしても、「生理が来ない。ゴムから漏れ出していたのかもしれない」などと言って、妊娠詐欺や恐喝に発展する可能性が高いので、中断するのが得策です。

3-12. 事前対策チェックリスト

男性とは悲しい性(さが)で、いくら美人局の特徴や対策を知識として頭の中に入れていても、いざ女性を目の前にすると、それらの知識が抜け落ちてしまいます。

そこで、せめて被害を最小限に食い止めるために、まだ頭が冷静な段階で簡単にできる対策チェックリストを紹介します。

事前対策チェックリスト
  • 免許証や保険証、会社の名刺等の個人情報が分かる物は持っていかない
  • 免許証等どうしても必要なものは駅のコインロッカーに入れていく
  • ホテル代や交通費などの必要費以外は持って行かない
  • クレジットカードも持っていかない
  • 財布のお金を全額取られた場合に備えて交通費だけは靴の中に入れておく
  • 携帯電話には必ずロックをかけていく
  • 女性に指定させない為に、待ち合わせ場所に近いホテルを調べておく

美人局の目的は、金銭を奪うことです。クレジットカードを持っていると、奪われた挙句に暗証番号を聞き出されたり、どこかに連れて行かれて現金化させられたりする恐れがありますので、クレジットカードは持って行かないことが基本です。

その他、現金も必要最低限の金額を持ち歩くようにしましょう。「あまり手持ちがないところを見せるのも格好悪い」と考えてそれなりの金額を持ち歩きがちですが、危機管理としてはあまり勧められません。持ち歩く現金は、”脅し取られても仕方がない”と思える金額に抑えておきましょう

また、今や携帯電話は個人情報の宝庫です。親しい人から仕事の取引先までの連絡先、写真やメールのやり取りなど人に見られたくない情報が詰まっています。美人局の加害者に暴力を振るわれてスマホを奪われるケースも少なくありませんので、必ず2重ロックをかけるなどの事前対策が必要でしょう。スマホを奪われた場合に備えて、「端末を探す」「iphoneを探す」といったGPS機能もONにしておきましょう。

4. 成立する犯罪と罪の重さ・逮捕された事件

美人局で成立する可能性のある犯罪は、脅迫罪・恐喝罪・強盗罪・詐欺罪の4つです。

加害者がどのような言動をすれば、どのような罪になるのか、ここで確認しておきましょう。

また、実際に逮捕された事件も合わせて紹介していきます。

4-1. 脅迫罪

生命・身体・名誉・財産に対して危害を加えることを告げて相手を畏怖(怖がらせること)させれば脅迫罪(刑法222条)が成立します。刑罰の重さは、2年以下の懲役または30万円以下の罰金です。

美人局の場面に当てはめると、「俺はヤクザだ。人妻に手を出してただで済むと思うな」「援交していることをネットで流す」といった言葉を口にすれば脅迫罪が成立する可能性があります。

4-2. 恐喝罪

脅迫または暴行を加えたうえで金品の要求をすれば、恐喝罪(刑法249条)が成立します。刑罰の重さは、10年以下の懲役刑です。

美人局の目的は金銭を揺すり取ることですので、”脅迫して終わり”ということはまずあり得ません。そのため、脅迫罪ではなく、多くのケースでこの恐喝罪が成立します

4-2-1. 恐喝の容疑で逮捕された事件

インターネットの出会い系アプリに書き込みをした男性から現金を脅し取ったして、大阪府警刑事特別捜査隊は24日、恐喝容疑で、住所不定、無職、郡山啓太容疑者(21)を逮捕した。「何も言いたくない」と黙秘している。

逮捕容疑は、昨年10月上旬、携帯電話で出会い系アプリに書き込みをしてきた大阪市内の男性会社員(22)に対し、「まだこんなことやってんのか。半殺しにするぞ」などと言って消費者金融から現金計90万円を借りさせ、脅し取ったとしている。

府警によると、男性は同8月ごろ、出会い系アプリを通じて知り合った無職少女(17)の兄を名乗り現れた郡山容疑者に「俺の妹に何してくれてんねん」などと脅され、現金数万円を手渡していた。

男性は再び出会い系アプリで書き込みをしていた同12月中旬、郡山容疑者の身内を名乗る男らから現金計85万円や無理やり契約させられた携帯電話を脅し取られており、府警は今年4月17日、無職少女を含む17歳~24歳の男女4人を恐喝などの容疑で逮捕。その後、今回の事件に関する郡山容疑者の関与が浮上した。

「半殺しにする」というのはまさに生命・身体に危害を加えることを告知していますので、脅迫罪になる言葉です。そして、この事件では、脅迫したうえで現金90万円をゆすっていることから恐喝容疑での逮捕となりました。

4-3. 強盗罪

被害者が反抗ができないほどの脅迫や暴行を加えて金品を脅し取れば、恐喝罪ではなくより重罪の強盗罪(刑法236条)が成立します。刑罰の重さは5年以上の有期懲役です。

ナイフや拳銃をつきつけて脅すなどは典型的な例ですが、そのほかにも、監禁して逃げられないような状況に追い込んで脅迫することも含まれます。

例えば、女とホテルの部屋にいるところに共謀者の男性が押し入り、「金を払うまではここから帰さない」などと脅すようなケースです。

4-3-1. 強盗の疑いで逮捕された事件

ホテルから出てきた男性に因縁をつけて現金を脅し取ったとして、大阪府警天王寺署は13日、強盗や営利目的略取などの容疑で、枚方市藤阪東町のアルバイトの男(20)ら15~21歳の男女計6人を逮捕・送検したと発表した。いずれも容疑を認め、「遊ぶ金がほしかった」と話しているという。

送検容疑は共謀し、4月16日午後10時20分ごろから翌日正午までの間、大阪市天王寺区の路上で、会社員の男性(21)から現金約4万5千円を脅し取るなどしたとしている。

同署によると、6人は遊び仲間。出会い系アプリで男性と連絡を取り、15歳の少女が一緒にホテルへ行き、出てきたところで残りの5人が「俺の妹やぞ」などと因縁をつけ、金を奪った。

さらに「銀行で100万円おろせ」などと脅し、富田林市の銀行まで男性を車に乗せていったが、男性が銀行の窓口で被害を訴えたため、逃走したという。

ホテルから出てきたところを、家族を装って脅迫するよくある美人局の手口です。この事件では、銀行から100万円を引き出させるために車内に男性を閉じ込めたことで、恐喝ではなく強盗の容疑での逮捕となっています。

4-4. 詐欺罪

美人局では、男女が共謀してお金を”騙し取る”こともあります。具体的には以下のような行為は詐欺罪(刑法246条)が成立します。刑罰の重さは、10年以下の懲役刑です。

  • 妊娠を仮装して、中絶費用などを受け取る行為(いわゆる妊娠中絶詐欺)
  • さも夫婦であるかのように装い、不貞の慰謝料を受け取る行為
  • 女が18歳以上であるのに18歳未満であると嘘をつき、児童買春や淫行条例で被害届を出さない代わりに示談金を受け取る行為

4-4-1. 詐欺の容疑で逮捕された事件

宮城県警古川署は14日、恐喝容疑で、同県栗原市の無職、狩野竜二被告(25)=詐欺罪で起訴=を再逮捕、同県大崎市の無職、高山祐貴容疑者(25)、同市のコンパニオン、田中真美容疑者(27)を逮捕したと発表した。狩野容疑者は容疑を認めているが、高山容疑者と田中容疑者は「金はとっていない」などとして容疑を一部否認している。

逮捕容疑は昨年11月18日から22日にかけて、同県内の派遣社員の男性(20)に「(田中容疑者を)妊娠させた責任をとれ」などと脅迫し、契約させた携帯電話7台と現金計65万円を脅し取ったとしている。

同署によると、男性と高山容疑者は職場の知り合い。高山容疑者が田中容疑者を引き合わせたという。男性が昨年12月、警察に相談し事件が発覚したといい、余罪についても調べを進める。

女が妊娠したことにして中絶費用や慰謝料を騙し取る妊娠詐欺と、妊娠をネタに脅迫して携帯電話を契約させてそれを奪い取った恐喝がセットになった事件です。

5. 美人局の対処法

美人局の特徴や対策を知っておけばたいていは被害を免れることが可能です。

しかしそれでも尚、被害にあってしまった場合には、状況に応じて以下の3つの対処法(解決方法)からどう対応すべきかを選択しなくてはなりません。

5-1. 逃げる・大声をあげる

逃げてしまえばお金を脅し取られることもありません。隙をみて全速力で逃げましょう。もし逃げ出せない状況であれば、大声を出して周りに助けを求めましょう。

ただし、美人局は人通りの少ない場所で犯行が行われることが多いため、一旦はお金を払う意思がある素振りをみせ、コンビニのATMや銀行など人気の多い場所に移動してから助けを求めると良いでしょう。

5-2. 警察に通報する

可能であれば、隙をみて警察に通報し駆けつけてもらいましょう。ただし、110番をしていることに気付かれて暴力を受けないとも限りません。身の安全を第一に考えてください

無理だと判断したら一旦は相手の要求に従い、解放された後に警察に相談のうえ、被害届または告訴状を提出しましょう。

また、出会い系や掲示板、SNSでの女とのやり取りは、美人局を立証するための証拠の一つにもなり得ます。警察が逮捕に向けて動くためにも証拠は必要です。

相手がアカウントを削除してしまうと全てのやり取りが見れなくなることもありますので、被害にあったら早急にそのやり取りをスクリーンショットなどで画像として保存しましょう。

なお、警察に行っても事件として扱ってもらえなかった、あるいは、警察に頼れない事情がある人は、次の、弁護士による対応を考えるべきでしょう

5-3. 弁護士に対応してもらう

肉体関係をもった女が18歳未満であれば、美人局の被害者も逮捕される懸念があります(児童買春禁止法違反・淫行条例違反)。また、女が既婚者であれば、夫に対して不貞の慰謝料を支払わなくてはなりません。

そこでまずは、弁護士に依頼して女性の年齢や男女の婚姻関係の有無について調べてもらいましょう

弁護士は、弁護士照会という制度を利用することで相手の氏名や住所を調べることが可能です。氏名や住所がわかれば、職務上請求で住民票や戸籍の情報を得ることが可能ですので、年齢や婚姻事実に偽りがないかを調べることができるのです

「18歳未満」「既婚者」という相手方の主張が虚偽であれば、恐喝や詐欺で刑事告訴すると相手に警告し引き下がらせることも可能です。また、事実であった場合でも、弁護士による示談交渉により穏便に解決が図れます

美人局被害を警察に相談する人が知っておくべきこと

美人局の被害にあったらまずは警察に相談し、被害届や告訴状を提出して犯人を逮捕してもらうのが最も効果的な解決方法です。

犯人が身柄拘束されれば、物理的にあなたに危害を加えることができません。また、警察による解決方法であれば費用が発生しないというメリットもあります。

しかし、警察に相談に行く時は、以下の2点については知っておくべきでしょう。

  • ①警察が相談を受け付けているのは、”犯罪被害”についてです
  • ②警察に相談に行くことで生じるデメリットもあります

そこでここでは、美人局について警察に相談できるケースと、相談することで生じる可能性のあるデメリットについて解説してきます。

警察に相談できるケース

実生活で人から被害を被ったときには警察に相談したいと考えるものですが、全てのトラブルについて警察に相談できるわけではありません

相談に行っても取り合ってくれないこともあれば、自分が望まない方向に事態が進むこともあります。

刑事事件であること

実生活のトラブルには、大きく分けて刑事事件と民事事件という2種類があります。殺人や強盗など、「犯罪」に当たるものは刑事事件として扱われ、警察の出番となります。

犯罪を行ったかどうかについて捜査し、処罰の必要性が高いと判断されれば逮捕、起訴されるという流れです。

一方で単なる喧嘩や言い争い、私法上のトラブルは民事事件に当たります。「民事不介入」という言葉は有名ですが、民事事件については警察は介入しません美人局についても同様です。

犯罪行為であること

刑事事件かどうかというのは、加害者が行った行為が犯罪行為と呼べるかどうか、すなわち刑法などの法律に違反した行為と言えるかどうかがポイントです。例えば、殺人であれば刑法に「殺人罪」という犯罪が定められています。

しかし、美人局については、「美人局罪」というような犯罪があるわけではありません。ただでさえ美人局という犯罪に巻き込まれて精神的にも大きなダメージを受けているのに、相手の行為が何罪に当たるのかを正確に調べてからでなければ警察に行けない、となると、かなり不便です。

警察に相談に行くときには、犯罪名まで被害者側で把握しておく必要性はありません。ここでは以下の点だけを最低限押さえておきましょう。

一般的に「犯罪ではないか」と思われることが起きたとき、ざっくり特徴をあげるとするならば、この2つのポイントに該当するのではないでしょうか。

  • 生命や身体、財産などに被害が及んでいる
  • その被害を及ぼした行為が理不尽である

例えば、ケガをした原因が「言い争いになってこちらが先に殴ったので殴り返された」場合と「道を歩いていたらいきなり後ろから殴られた」という場合では、明らかに理不尽さが異なります。一般的な感覚からして、「これは理不尽なのではないか」と思えたら犯罪行為である可能性が高いといえますので、警察に相談しにいきましょう。

また、中には自分で判断がつきにくいこともあるかもしれません。例えば美人局の場合、被害者が「自分が被害を受けた」ことを把握していないことがあります。これは、男女関係を持った女性が美人局とグルになっているにも関わらず、言葉たくみに自分も被害者であるように装うことがひとつの理由です。

このようなときに全く疑いの念を抱かないならば仕方がありませんが、少し違和感を感じることもあるでしょう。少し違和感を感じることがあったなら、弁護士に相談してみるのもひとつの方法です。また、警察には比較的気軽に相談できる、警察相談専用電話という窓口がありますので、そこを利用するというのもひとつの方法です。

処罰感情があること

美人局で成立しうる犯罪と事件で解説したように、美人局は、脅迫罪・恐喝罪・強盗罪・詐欺罪が成立する可能性がある犯罪です。そして、これらの犯罪は全て、”非親告罪”です。

非親告罪とは、被害者が刑事告訴をしなくても公訴の提起(起訴)できる犯罪のことです。この非親告罪は、警察や検察といった捜査機関が犯罪事実を知れば、被害者の意向に関係なく、捜査や逮捕をすることができます

「被害届を取り下げて欲しければ、私(被害者)の提案する条件(示談金額等)で示談をしろ」と、示談交渉を優位に進めるために、処罰感情がないのに一旦警察に被害届を出す被害者もいます。

しかし、被害届が提出された時点で警察は”犯罪事実を認知”することになります。

美人局で成立しうる犯罪は非親告罪であるため、被害者が被害届を取り下げたとしても、捜査機関は、捜査・逮捕することもできますし、検察官は起訴して刑事裁判に持ち込むことも可能なのです

もちろん、被害届を取り下げられることで、捜査を中止し、不起訴処分で被疑者を釈放することもよくあることです。しかし、犯行の内容が極めて悪質な場合や、被害者が他にもいるようなケースについては必ずしもそうなるとは限りません。

警察に相談しに行く以上は、美人局の加害者に対して逮捕・起訴まで進むことを覚悟しておく必要があるでしょう

警察に相談する5つのデメリット

警察に犯人の身柄を確保してもらうことで、今目の前にある美人局の被害から脱却できるといったメリットがあります。

しかし、人によっては警察に相談に行ったことでデメリットが生じることもあります。

家族や会社に美人局のことがバレる可能性がある

警察に被害届などを提出した後は、事情聴取や証拠の提出、実況見分などが行われます。

もし、美人局の加害者から脅迫メールや電話を受けた場所が職場や家にいる時であったとすれば、職場や自宅で実況見分が行われることもあります

逮捕するためにはできるだけ詳細な証拠が必要となります。そのため、(一般の方は驚かれるかもしれませんが)加害者からのメールや電話を受け取った場所の写真まで撮影しに来ることがあるのです。

自宅や職場に実況見分に来られたら、家族や会社の人に事情を知られずに済むことはまず不可能でしょう。

事案によって警察の対応は異なりますので、事情聴取の段階で警察にその可能性があるかどうかを確認しておきましょう。

自分が警察に逮捕されるおそれもある

仮に美人局の被害にあったとしても、18歳未満の少女や飲酒した女性と性行為をすることにより、被害者が、児童買春禁止法や淫行条例違反、準強制性交等の罪に問われる可能性もあります。

もし警察が捜査に乗り出してくれても、同時に自分が犯した罪も認識されて逮捕されるおそれもあるのです。

捜査は義務ではない上、されたとしても秘密裏に行われる

様々な事情を考慮して、逮捕・起訴が不可能と判断された場合には被害届すら受理してくれないこともあります。

また、仮に被害届を受理してくれたとしても、警察が不要と判断した場合には捜査が行われないこともあります。

犯罪捜査規範61条では、被害届の受理は警察の義務と規定されていますが、この規範はあくまでも警察組織の内部規則にすぎません。この法律を根拠に、必ず被害届けを受理してもらうことはできないのです

また、被害届を受理したあとに捜査をする義務について規定された法律もありません。さらに、もし捜査が開始されたとしても、秘密裏に行われるうえ、被害者に進捗を報告する義務もありません

そのため、被害者としては捜査されているのかがわかりづらく、心では警察の対応を期待しながら、美人局の被害が止むことはない、という状況に陥ってしまう可能性もあるのです。

このように、警察が動くかどうかもわからないうえに、動いたからと行ってすぐに逮捕になるわけではない点も知っておくべきデメリットのひとつと言えるでしょう。

事情聴取などなにかと煩雑

警察に相談した後の流れは、先ほど解説したとおり、事情聴取や証拠の提出、それから実況見分と進んでいきます。

状況によっては被害者の立会いが求められることもありますが、平日の日中を指定されることもあり、社会人にとっては調整が難しく煩雑です。

特に実況見分は、犯行現場における美人局の被害者や加害者の位置関係、証拠の有無、美人局が行われた流れなどを検証して書類(実況見分調書)にするものです。

刑事裁判でも重要な証拠として扱われることを考えると、できるだけ被害者としても参加しておくべきでしょう

そうすると、日中に時間を空けなければならなくなるなど、何かと煩雑になることも覚悟しておく必要があるでしょう。

逮捕や起訴がされたとしても、お金を取り戻せるわけではない

美人局の加害者が逮捕され、起訴されて有罪になったとしても、自分が脅し取られたお金を取り戻せるかというと、それは全く別の話です。

警察に相談した先に待っているものは、有罪であったり処罰であったりしますが、奪われたお金の回収は刑事ではなく民事で行わなければなりません

加害者に返済を要求し、返済しない場合は民事裁判を起こすという選択肢があります。奪われたお金を取り戻すために役立つ専門家は、警察ではなく弁護士になります。

日本一気軽に弁護士に相談しましょう
  • 全国どこからでも24時間年中無休でメールや電話での相談ができます
  • ご相談は無料です
  • ご相談やご質問のみでも気兼ねなくご連絡ください
  • 家族や職場に知られずに弁護士が早急に解決します
  • 恐喝・脅迫の専門知識をもった弁護士が親身に誠実に対応させていただきます
脅されてお困りの方は弁護士に無料で相談しましょう

全国対応で24時間、弁護士による脅迫・恐喝被害の無料相談を受け付けております。

弁護士と話したことがないので緊張する…相談だけだと申し訳ない…とお考えの方は心配不要です。

当法律事務所では、ご相談=ご依頼とは考えておりません。弁護士に解決方法だけでもまずは聞いてみてはいかがでしょうか。

ご相談のみで問題が解決する方も多くおられますので、日本一気軽に相談できる法律事務所にメールまたはお電話でご連絡ください。